スマートウォッチにおいて、スワイプのような連続的な入力を行うには、装着している手と反対の手で操作する必要がある。そこで、手首を机や壁、自身の身体などの上で滑らせることによって、スマートウォッチを片手で操作する手法を提案。バンド下部に埋め込まれたイメージセンサによって、物体に接地した状態での手首の移動量を取得し、片手での2次元方向の入力を可能にした。
Android、Wear OSアプリケーションとして実装。スマートフォンと超小型ワイヤレスマウスをペアリングし、自端末にADBコマンドを発行することによってマウスイベントを監視。スマートフォンとペアリングされたスマートウォッチに移動量を送信してアプリケーションを操作する。